Sunday, September 12, 2010

勇気の花が開くとき


'99年劇場版アンパンマン「勇気の花が開くとき」をキッズステーションで視聴しました。
うわさではアンパンマンの初恋が描かれるとかで、期待してみてみましたが…。
結論から言うと初恋以前の段階のような…。
でもそのぎりぎりさがアンパンマンの世界観にあっていると思いました。
そして毎回思うのですが、劇場版アンパンマンのいい所は風景の描写が丁寧なところだと思います。

キラキラ星のお姫様、キララ姫は公務に忙殺される毎日。
星を生み出すことのできるステッキを上手く使いこなせないのは、勇気が足りないためと家庭教師に言われてしまいます。
そこに飛び込んできたドキンちゃんを替え玉にして本当の勇気を探す旅に出てしまいます。
そして小惑星にぶつかって投げ出されたところをアンパンマンに助けられます。
このシーン、気を失ったキララ姫を姫抱っこして助けたアンパンマンが頬を赤らめるんですね~。
コレやっぱりほのかな恋心?

色々あってパン工場に来るキララ姫。
雨に降り込まれて、洞窟で雨宿りするシーンとそのあとの虹の下の姫抱っこが良いシーンでした。

あとクライマックスのアンパンマンもカッコ良かった!!
最近の動き回る戦闘シーンでは無いところがまたシンプルでイイですね。
ばいきんまんは冷酷非道でしたけど。

ラストの二人が駆け寄っていくシーンはそのままちゅーするかと思ってしまいました。
タイミングがなんとなくモンキーチームのチロとジンメイちゅーシーンっぽかったんですよね…。

ドキンちゃんがばいきんまんと別行動というのも珍しいですね。
そしてゲストキャラの声優が微妙なのは劇場版の宿命なのでしょうか…?
ともあれ、かなりおもしろい作品でした!!
さすが名作といわれるだけのことはありますね。

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